Alexander Dargomizhky(1813-1869)
ダルゴミュイシスキーは,主に歌劇「石の客」や歌曲などで
知られています.ピアノ曲も残していますが,
むしろリストによる編曲のほうが有名かも.
ここで作成した楽譜は,数年前に古賀書店で求めた
カルマスピアノライブラリ9896を元にしています.
新しいマズルカ(Nouvelles Mazurka)
素朴で可愛らしい曲です.
第1番 ハ長調
2番の次に作成しました.すこし慣れてきて,最初の版の
作成時間は約3時間です.
この曲で覚えたこと
1. 繰り返し表現
この曲は前半の繰り返し部分がそっくり後半にも出できます.
つまり,
A A B B A C C'
こんな風になっているので,なるべくタイプ数を減らすために,
A, B, C(C+C') の3パートを書き,それの組み合わせて書くようにしました.
例えば,右手のほうは
upper = \relative e'' {
\once \override Score.RehearsalMark #'break-align-symbol = #'time-signature
\once \override Score.RehearsalMark #'extra-offset = #'(16 . 2)
\time 3/4
\key c \major
\tempo 4 = 120
\mark \markup { \bold { "Allegro moderato"}}
\partial 4
\repeat volta 2 \partAupper
\repeat volta 2 \partBupper
\partAupper
\partCupper
}
\repeat volta n \part
というのが繰り返しです.
しかし,"Allegro moderato" を書き加えるときに問題が...
今までのように,最初の音符につけると,
<e g>8.(^"Allegro moderato"
中間部にも書かれてしまうのです....
で,マニュアルを読んでみると,どうやらテキストは音符以外のオブジェクト,
調号や,拍子記号にくっつけることもできるらしいことが分かりました.
但し,このままだとメトロノーム記号とぶつかってしまうので,
位置の調整が必要なのですが,TextScript では変わってくれない?
試行錯誤の結果,どうやら Score.RehearsalMark をオーバーライドしないといけないようです.
また最後のD.C.ですが,最後の音符につけても表示されないので,
最終小節の一拍目の後に!RehearsalMarkとして付けましたsource:trunk/dargo_mazurka_1.ly@20#L98.
第2番 ト長調
!LilyPondで2番目に作成した楽譜です.
途中短調になるところで,カリンニコフのピアノ曲を連想させるフレーズが出てきますが,
もちろんダルゴさんのほうがずっと年上です.
